シネマ歌舞伎を観てきました。 [ハイビジョンビデオ]
ハイビジョン映像作品として上映される、まったく新しい歌舞伎のスタイル、
“シネマ歌舞伎”
“シネマ歌舞伎”
名駅前のミッドランドスクウェアシネマに観に行きました。
■シネマ歌舞伎オフィシャルサイトはこちら。
http://www.sony.jp/cinema-kabuki/
で、どうだったか。
今回の演目は、
「人情噺文七元結(にんじょうばなしぶんしちもっとい)」
ソニーのハイビジョンカメラで撮影した作品らしいので観に行くか~的なノリだったのですが、
お話そのものも面白かったし、役者さんの演技もすばらしく、すっかりその世界観に没頭できましたね~。
おもしろかったです。
ハイビジョンカメラで撮影した「映像」を映画館でお金を取って見せるのは、どうなの?それなら生で見たらいいじゃないの。と思う方もいるでしょう。
生で演劇を見るのは、生ならではの臨場感があるので、それはそれで置いといて。
歌舞伎というのは「傾く(かぶく)」というのが語源で、人とは違った目立った格好をしたり、当時の最先端の表現方法で見せる、という意味合いがあったようです。
そこにきて、ソニーの最先端ハイビジョン映像技術と400年の伝統を誇る歌舞伎が、まさに時代の最先端の表現方法のひとつとして、
“ハイビジョン映像による新しい歌舞伎”
を実現したわけで、これは面白いと思いました。
演出は山田洋二監督。
ビデオカメラならではの見せ方が、シネマ歌舞伎のひとつの魅力です。
見せたいトコロが迫ってくる!
そんな感じでした。
カメラワークだけでも、今何を、どう伝えたいのかがハッキリしてくる。
面白いなぁと感じました。
あまり日が無いですが28日(金)までやっているので、ぜひミッドランドスクエアシネマで見てみてください。
2008-11-25 22:07
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